【ジャニーズ記者会見】Mステ出演への圧力はあった?忖度はなくなる?

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ジャニーズ記者会見のMステの圧力と忖度問題
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ジャニー喜多川氏による性加害問題でジャニーズ事務所が記者会見をおこないました。

その中でジャーナリストの松谷創一郎さんが、Mステ(ミュージックステーション)出演に関する圧力や忖度の問題を質問しました。

松谷さんはどんな質問をしたのか、それに対し東山さんや井ノ原さんはどう答えたのか、気になりますね。

松谷さんの質問とその答え、それらのSNSの反応をまとめました。

またMステの圧力と忖度に関する証言、Mステの問題を報道ステーションが報道したのかどうかも記載しています。

<この記事でわかること>
●記者会見でのMステ出演問題の質問内容
●Mステ出演問題への東山紀之、井ノ原快彦の回答
●「圧力はあった」というMステプロデューサーの証言
●報道ステーションでの「Mステ問題」への言及は?
●質問や報道ステーションに対するSNSの反応

ぜひお読みください!

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目次
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【ジャニーズ記者会見】Mステ出演、圧力と忖度の問題!

2023年9月6日に行われたジャニーズの記者会見で、Mステ出演の圧力と忖度に関する質問がありました。

<Mステ出演の圧力と忖度>
●ジャニー喜多川やメリー藤島が存命時、Mステにジャニーズと競合する男性アイドルグループを出演させないように圧力があった
●ジャニー喜多川らがいなくなっても、Mステ側が忖度し、男性アイドルグループやジャニーズを辞めたタレントが出演できていない

Mステについて質問をしたのはジャーナリストの松谷創一郎さんです。

<松谷創一郎の質問の要旨>
●調査報告書の「メディアの沈黙」の根本原因はジャニーズ事務所のメディアコントロールにあった。
●ジャニーズ事務所を退所すれば芸能界で干されるので、結果として性加害を受け続けなければいけなかった。
●現在でもMステにはJO1、INI、BE:FIRST、Da-iCEなどが出演できていない(JO1、INI、BE:FIRSTには元ジャニーズJr.がメンバーであったり、プロデューサーであったりする)
●元SMAPのメンバーも地上波復帰に時間がかかった。
●King & Princeを辞めた平野紫耀、神宮寺勇、元SMAPらがテレビに出演できるよう、BE:FIRSTなどの男性アイドルグループがMステに出演できるよう、カウアン氏・橋田氏の活動を妨害しないことを明言してほしい
●テレビ局等に忖度の解除の指示を出してほしい

これに対する東山紀之さんと井ノ原快彦さんの回答です。

<東山紀之の回答>
(忖度をなくすのは)もちろんです。
忖度とかそういうのとは関係なく、公平に行くべきだと思っています。

<井ノ原快彦の回答>
こういう立場になって、疑問に思うことは多々あった。
ジャニーさんやメリーさんが言った事をきちっと守ってきた昔のタイプのスタッフがいたことは事実。
忖度は根深い問題。これを正していくのは大変だと思う。
これは皆さん(メディア)の問題でもある。だから皆さんも一緒に考えてほしい。

東山さんと井ノ原さんはこのように回答されました。

確かに根深い問題ではあるのだと思います。

今後、Mステに他の男性アイドルグループが出演できるのか、平野紫耀さんや神宮寺勇さんは地上波のテレビに出演するようになるのか、注視していきたいです。

記者会見でMステの件を質問した松谷創一郎さんについてはこちらで詳しくご紹介してます。

▷▷松谷創一郎の経歴とwikiプロフィール!出身大学など学歴も調査!◁◁

「圧力はあった」「恩義がある」というプロデューサーの証言

ジャニーズ事務所の圧力に関しては、Mステを立ち上げた皇達也プロデューサーがのちの取材で、ジャニー喜多川氏にこう言われたと答えています。

ジャニー喜多川
「出したらいいじゃない。
ただ、うちのタレントと被るから、うちは出さない方がいいね」

それに対し、皇さんは「ジャニーズが番組から消えたら大変」だと思ったそうです。

戦後の少年少女に夢を与えたという意味でジャニーさんの功績は偉大だし、僕の中では永遠の戦友です。ただ、その仕事ぶりには常に厳しさがありました。たとえば、台頭してきた他の事務所の男性アイドルを番組に出すかどうか考えていた時のこと。ジャニーさんは“出したらいいじゃない。ただ、うちのタレントと被るから、うちは出さない方がいいね”と言う。ジャニーズタレントが番組から消えたら大変です。

デイリー新潮 ジャニー喜多川「子どもたちへの深い愛情が原動力だった」関係者証言集

そのあと皇さんが「そんなこと言わずに」というとジャニー喜多川氏は「わかった」と理解を示してくれたそうです.

しかし、ジャニーズ以外の男性アイドルグループはMステに出演することが難しかった現状を見ると、圧力はしっかりあったのだと思われます。

Mステとジャニーズの関係は深く、1980年代の番組初期の視聴率が振るわなかった時期に毎週光GENJIを出演させるという方法を取りました。

それが見事に当たり、現在のほぼ「毎週ジャニーズが出演する」という慣例が続いているそうです。

立ち上げ当初から関わってきた山本たかおエグゼクティブプロデューサーは2007年の講演でこう語っています。

山本たかお
「我々はそのことをいまだに恩義に感じている」

『ミュージックステーション』とジャニーズの蜜月関係は、1980年代末の番組初期にまでさかのぼる。1986年の番組立ち上げ当初から携わってきたエグゼクティブプロデューサーの山本たかお氏が2007年の講演で語ったところによると、番組のスタート当初は苦戦しており、かつてTBS系の音楽番組『ザ・ベストテン』がキャンディーズの解散を追う企画を毎週放送して視聴率をアップさせたという逸話にヒントを得、1987年にデビューするとあっという間に爆発的人気を呼んだ光GENJIを毎週出すというテコ入れ案を実施。これが見事当たった。

日刊サイゾー 『Mステ』の“ジャニーズ忖度”終焉か…30年以上続いた「恩義」と蜜月関係

苦しい時を助けてくれたことに恩を感じているんですね。

でも、時代は変わりました。悪しき慣習からは脱却する時期なのかもしれませんね。

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【ジャニーズ記者会見】Mステ問題を報道ステーションはどう報道した?

<報道ステーションでの「Mステ」問題の報道>
メディアの忖度という中で井ノ原さんの「忖度は根深い問題」と回答する場面の放送はあった
松谷さんの質問の放送はなし
番組の中で「Mステ問題」に関する言及はなし

9月7日のテレビ朝日の「報道ステーション」では、トップでジャニーズ事務所の記者会見を伝え、その時間は30分に及びました。

報道ステーションの中で放送された記者会見は以下です。

<報道ステーションでのジャニーズ記者会見の放送内容>
●記者会見冒頭の謝罪
●社名は変更しないこと
●藤島元社長の処遇
●被害者への補償
●藤島、東山、井ノ原の性加害についての当時の把握状況
●東山新社長の資質
●メディアの忖度
●ファンへの思い

この中の「メディアの忖度」という部分で、松谷創一郎さんの質問に井ノ原快彦さんの回答が放送されましたが、松谷創一郎さん自身の質問は放送されませんでした。

井ノ原快彦さんは「忖度はあなたたち(メディア)の問題でもある、だから一緒に考えてほしい」と言っていましたが、報道ステーション内での「Mステ問題」への言及はありませんでした。

大越キャスターは最後にこう語っています。

大越キャスター
「ジャニー喜多川氏の罪はあまりにも罪深いもの。
課題満載の今日の会見は小さな一歩。
事務所が解体的に見直しに踏み出すことができるかどうかは、テレビを含む日本のエンタメ業界全体の今後にも大きく影響する」

他人事かい!

テレビ朝日にも自身の報道機関としての見直しに踏み出してほしいですね。

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【ジャニーズ記者会見】Mステ出演問題へのSNSの反応!

Mステの出演の問題に対するSNSの反応は質問に対する「よく言ってくれた」と言うものが多かったです。

しかし、その日の報道ステーションでは「Mステ出演問題」の部分の放送はありませんでした。それに対しては落胆の声があがりました。

SNSの反応「よく言ってくれた」「ありがとう」

SNSの反応「報ステは忖度してる」

報道ステーションでは、Mステ出演に関する部分の放送はなく「報道ステーションでは忖度している」などの声が上がりました。

https://twitter.com/ari_ari_aris/status/1699775559059095734?s=20

テレビ局は自身を変えるチャンスだと思うのですが、なかなかその決断ができないようです。

今後、テレビ朝日内での「Mステ出演問題」への言及はあるのか、注視していきたいです。

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【ジャニーズ記者会見】Mステ出演への圧力と忖度のまとめ!

<ジャーナリストの松谷創一郎の質問>
テレビ局等のメディアに「もう忖度は必要ない」と明言してほしい

<東山紀之の回答>
もちろんです

<井ノ原快彦の回答>
変えようと思っていてもすぐには変わらない根深い問題。
メディアの皆さんにも協力してほしい

SNSでは松谷創一郎さんの質問に対し「よく言ってくれた」という声が多くあがりました。

しかし、報道ステーションで「Mステ問題」への言及はありませんでした。

メディアはこの件をきっかけに大きく変わることができるでしょうか。

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