パリ五輪の柔道男子60キロ級の準々決勝で、審判のエリザベス・ゴンザレスの判定が誤審ではないかと話題ですね。
今回はエリザベス・ゴンザレスの過去の誤審を調べました。
エリザベスゴンザレスの過去の誤審
エリザベス・ゴンザレス審判の判定が誤審だと言われているのは、これらの試合です。
2023年:世界選手権ドーハ大会
エリザベス・ゴンザレスさんが誤審をしたと言われているのは、2023年の政界選手権ドーハ大会です。
この大会の男子60キロ級の準決勝では、日本の高藤直寿さんとスペインのフランシスコ・ガルリゴスさんが戦いました。
反則かどうか微妙なところとなり、審判は相手の一本勝ちを告げた。
https://www.nikkansports.com/sports/news/202305070001699.html#goog_rewarded
この時は、左腕をとられたような体勢から大腰で1回転し、高藤直寿さんが頭から落下するような形になりした。
これが危険で反則かどうか微妙だと思われましたが、エリザベス・ゴンザレス審判はガルリゴスさんの1本勝ちとしました。
2024年:パリ五輪
エリザベス・ゴンザレスさんは、パリ五輪の柔道男子60キロ級の準々決勝の審判をつとめました。
この試合は、日本の永山竜樹さんとスペインのフランシスコ・ガルリゴスさんが戦いました。
ガルリゴスさんの締め技の際、ゴンザレス審判が「待て」をしましたがそのまま締め続けました。
これが反則だったのではないかと言われています。
しかし、結果はガルリゴスさんの勝利でした。
この試合に対する海外の反応はこちらでまとめています▼
エリザベスゴンザレスは日本人に誤審をする?
エリザベス・ゴンザレス審判は、日本人だから誤審をするのかという噂と柔道の誤審について、調べました。
ゴンザレス審判がスペイン系だから?
エリザベス・ゴンザレス審判の誤審と言われる判定は、2度とも日本人選手対ガルリゴス選手の試合でした。
これに対し、ゴンザレス審判がスペイン系だからではないかとも言われています。
エリザベス・ゴンザレス審判はメキシコ出身です。
メキシコはスペインの植民地の時代がありました。
X(旧Twitter)にはこのようなコメントがありました。
X(旧Twitter)
●メキシコ人の多くはスペイン語を話すし、文化的関係が深い
● 審判はスペイン贔屓だった可能性もあるんだよな
●メキシコ人の審判はスペイン語圏の人だからガルリゴスに依怙贔屓の印象
実際に、ゴンザレス審判がスペインに有利にと考えたかはわかりません。
でも、日本人としてはこんな批判も言いたくなりますよね。
誤審によりビデオ判定が導入
2000年のシドニー五輪の100キロ超級の決勝でも誤審がありました。
篠原信一さんとフランスのドゥイエさんの試合です。
この時、篠原さんはドゥイエさんの内股に対し、内股返しで返しました。
ドゥイエさんは背中から落ち、篠原さんは側面から落ちました。
しかし、有効はドゥイエさんに入り、篠原さんは銀メダルになりました。
これは、後に世界柔道連盟が誤審と認め、ビデオ判定導入のきかっけになりました。
ビデオ判定を使わなかった
今回、エリザベス・ゴンザレス審判は他の審判委員(ジュリー)やビデオ判定を使いませんでした。
ビデオ判定が導入されても、実際に判定で使われるのかは審判の判断です。
またビデオ判定も、それをチェックする審判委員の能力にかかっています。
誤審をなくすためには、審判や審判委員の能力を高めるしかないということですね。
エリザベス・ゴンザレスの過去の誤審のまとめ
エリザベス・ゴンザレス審判が誤審をしたと言われているのは、この試合です。
- 2023年 世界選手権ドーハ大会 男子60キロ級 準決勝
勝ち:フランシスコ・ガルリゴス(スペイン)
負け:高藤直寿(日本) - 2024年 パリ五輪 男子60キロ級 準々決勝
勝ち:フランシスコ・ガルリゴス(スペイン)
負け:永山竜樹(日本)
ゴンザレス審判はメキシコ人ですが、姓がスペイン系なので、スペインに有利だったのではないかという噂があります。
柔道には過去にも大きな誤審があり、ビデオ判定が導入されました。
しかし、誤審を防ぐには結局は審判の能力を高めるしかなさそうです。
ガルリゴス選手への海外の反応はこちらです▼
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